平成30年 第1回 定例会────────────────────────────────────────────────────〇出席議員(22名) 議 長 22番 佐 藤 敏 男 副議長 1番 野 村 幸 宏 2番 島 崎 圭 介 3番 橋 本 博 4番 谷 浦 浪 子 5番 稲 田 保 子 6番 藤 田 豊 7番 大 迫 彰 8番 木 村 真千子 9番 小田島 雅 博 10番 坂 本 覚 11番 川 崎 彰 治 12番 尾 崎 弘 人 13番 鈴 木 陽 一 14番 中 川 昌 憲 15番 田 辺 優 子 16番 鶴 谷 聡 美 17番 板 垣 恭 彦 18番 永 井 桃 19番 山 本 博 己 20番 滝 久美子 21番 國 枝 秀 信────────────────────────────────────────────────────〇欠席議員(0名)────────────────────────────────────────────────────〇本会議に出席した説明員 市 長 上 野 正 三 教 育 長 吉 田 孝 志 監 査 委 員 染 谷 一 彦────────────────────────────────────────────────────〇市長の委任を受けたもので出席した説明員 副 市 長 道 塚 美 彦
企画財政部長 川 村 裕 樹 総 務 部 長 福 島 政 則
市民環境部長 高 橋 直 樹
保健福祉部長 中 屋 直
子育て支援室長 千 葉 直 樹 建 設 部 長 駒 形 智 経 済 部 長 藤 木 幹 久 水 道 部 長 藤 嶋 亮 典 会 計 室 長 佐々木 伸 消 防 長 山 﨑 克 彦 財 政 課 長 佐 藤 亮 総 務 課 長 杉 山 正 一
子育て支援室 高 橋 陽 子 保 育 課 長 下 水 道課長 橋 本 洋 二────────────────────────────────────────────────────〇
教育委員会教育長の委任を受けたもので出席した説明員 教 育 部 長 水 口 真 教 育 部次長 佐 藤 直 己────────────────────────────────────────────────────〇監査委員の委任を受けたもので出席した説明員 監 査 委 員 川 合 隆 典 事 務 局 長────────────────────────────────────────────────────〇本会議の書記 事 務 局 長 仲 野 邦 廣 書 記 金 田 周───────────────────────────────────────────────────第1回定例会第1日目 開会 午前10時01分
○議長(佐藤敏男) 皆さん、おはようございます。開会前に、皆様に申し上げます。平成29年12月29日に、前
北広島市長の本禄哲英様がご逝去されました。本禄様は、平成5年に広島町長に初当選され、平成8年の市制施行により、初代の
北広島市長になられました。以後、3期12年にわたり首長を務められ、本市の市制施行への礎を築かれるとともに、北広島市の発展にご尽力されました。本禄様のご逝去にあたり、ご冥福をお祈りしますとともに、ご功績に対し感謝の気持ちを込めまして、黙とうを捧げたいと思います。 事務局長。
◎事務局長(仲野邦廣) 皆様、ご起立ください。 黙とう。 (30秒間の黙とう)
◎事務局長(仲野邦廣) 黙とう、終わります。 ご着席ください。(議 事 の 経 過)────────────────────────────────────────────────────
△開会宣言
○議長(佐藤敏男) ただいまから平成30年第1回定例会を開会いたします。 本日、
テレビカメラ等の撮影の申し出があり、議長において許可しておりますので、ご承知おき願います。 ただちに本日の会議を開きます。議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。────────────────────────────────────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名について
○議長(佐藤敏男) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。本日の
会議録署名議員として、会議規則第81条の規定により、 10番 坂本 覚 議員 11番 川崎 彰治 議員 以上2名を指名いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第2 会期の決定について
○議長(佐藤敏男) 日程第2、会期の決定についてお諮りいたします。本定例会の会期は、2月20日から3月20日までの29日間といたしたいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) ご異議なしと認めます。本定例会の会期は、2月20日から3月20日までの29日間と決しました。────────────────────────────────────────────────────
△諸般の報告
○議長(佐藤敏男) この際、報告いたします。 監査委員から、
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づく
例月出納検査の結果について、 及び
地方自治法第199条第4項の規定に基づく定例監査の結果について、 市長から、
地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分について、 それぞれ報告がありました。 これらの報告及び平成29年第4回定例会以降の議長の動静につきましては、いずれも写しをお手元に配付しておりますので、ご覧おき願います。 次に、お手元に配布しております平成29年第4回
定例会最終日において議決されました 意見書第1号 適正な
地方財政計画の策定を求める意見書 につきましては、12月20日付をもって各関係機関に郵送により提出いたしました。 次に、 請願第1号 「日本政府に
核兵器禁止条例の署名と批准を求める」意見書の提出を求める請願書 については、
総務常任委員会に、お手元に配布の請願文書表のとおり、本日、付託いたしました。
○議長(佐藤敏男) 次に、市長から平成30年度
市政執行方針及び行政報告について発言を求められておりますので、これを許します。 上野市長。 (平成30年度
市政執行方針) Ⅰ はじめに
◎市長(上野正三) 平成30年第1回定例会の開会にあたり、平成30年度
市政執行方針を申し上げます。 昨年7月、市民の皆様のご支援をいただき市長に就任して以来、7カ月が経過をいたしました。市政の舵取りを担わせていただいてから、12年が経過し、これまで市政運営にあたっては市民との連携、魅力発信による活性化、持続可能な市政運営を基本理念とし、活力と魅力に溢れ、市民の皆様が将来に夢と希望が持てる
まちづくりに取り組んでまいりました。 平成30年度は、第5次総合計画に掲げる都市像、「希望都市」、「交流都市」、「成長都市」の実現に向け、重要な年であり、計画に掲げる各種施策を推進するとともに、昨年の選挙で皆様にお示しをした36の取り組みを着実に実行に移してまいりたいと考えております。 わが国の経済情勢を見ますと、内閣府が発表した1月の
月例経済報告では、「雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待される」とされております。 また、
北海道経済においては、北海道の発表によりますと、「緩やかに持ち直している」とされておりますが、この景気回復の実感を地域に波及させていく取り組みが求められております。 国では、
少子高齢化への対応や持続的な経済成長をなし遂げるため、「
人づくり革命」、「生産性革命」に取り組むとし、社会保障の充実など、安心できる社会基盤を構築し、さらなる成長を目指すこととしております。 今日、地域社会を取り巻く環境は、人口減少や
少子高齢化の進展とともに経済活動における国際化や
人工知能等の技術革新の推進など、あらゆる価値観や社会が目まぐるしく変化しており、行政課題も多様化、複雑化しているものと認識をしております。 本市におきましては、「定住人口の増加」、「地域経済の活性化」、「安全で安心な
まちづくり」を
まちづくりの方向性として位置付け、特に、「定住人口の増加」につきましては、持続的な都市経営の実現に向け、重要となることから、重点的に各種施策の推進に取り組んでいるところであります。 定住人口の増加につきましては、これまで
シティセールスの推進や
子育て支援、
住宅購入支援などに取り組み、近年は転入者数が転出者数を上回り、着実に効果が表れており、引き続き、まちの魅力の発信や
子育て環境の充実などに取り組んでまいります。 地域経済の活性化につきましては、
輪厚工業団地の完売に向けた
企業誘致活動に積極的に取り組むとともに、6次産業化等に向けた支援やグリーンツーリズムの推進など、産業振興に取り組んでまいります。 安全で安心な
まちづくりにつきましては、老朽化が進む
公共施設等の改修や補修、
自主防災組織への活動支援、
防災関係機関と連携した
総合防災訓練の実施など、防災、減災対策に取り組んでまいります。 また、本市は、明治6年、中山久蔵翁が北海道では米づくりは不可能とされる中、不撓不屈の精神で夢を追い続け、寒地稲作を成功させた地であります。本年は本道が北海道と命名されてから150年の節目となることから、積み重ねてきた歴史や先人たちの偉業を振り返り、将来の
まちづくりにつなげていくため、米づくり、米の歴史に関する事業を実施してまいります。 本市には、利便性の高い都市機能、豊かな自然、優れた人材、魅力ある観光資源、そして、これまでに培われた歴史的、文化的資源など、多様な魅力と資源があります。 私は、本市の
まちづくり、そして
地域づくりにこの魅力と資源を最大限に生かし、将来にわたって安心して暮らし続けられるまち、笑顔あふれるまち、着実に成長するまちを目指して、全力で市政運営にあたってまいります。 Ⅱ 主要施策の推進 次に、第5次総合計画の6つの基本目標に沿って、新年度の主要施策について申し上げます。 第1章 支えあい健やかに暮らせるまち 最初に、「支えあい健やかに暮らせるまち」についての施策であります。
健康づくりの推進につきましては、「第4次
健康づくり計画」に基づき、
生活習慣病の
重症化予防を重点に健康相談や予防教室を引き続き実施するとともに、
市民ボランティアである
健康づくり推進員などと連携し、健康情報を発信するなど、
健康づくりの活動を推進してまいります。 また、
保健サービスの拠点として、
保健センターにおいて
専門スタッフによる育児や健康に関する相談や指導のほか、各種健診などを実施してまいります。 食育の推進につきましては、「第2次
食育推進計画」に基づき、健全な食生活が実践できるよう継続的に講演会などを開催し、食に関する知識の啓発を図ってまいります。 保健予防の推進につきましては、疾病の早期発見のため、引き続き、がん検診を実施するとともに、
無料クーポン券の配布や未受診者への個別勧奨を実施するなど、受診率の向上を図ってまいります。
定期予防接種につきましては、ワクチンの有効性について周知するとともに、接種率の向上を図ってまいります。 ピロリ菌の対策につきましては、新たに胃がんや慢性胃炎などの主な原因となる
ピロリ菌検査を中学生を対象に実施してまいります。 フッ化物洗口の推進につきましては、子どもの歯と口腔の健康の保持を図るため、引き続き、保育園児と小学生を対象に実施してまいります。 医療体制の充実につきましては、
北広島医師会などと連携し、
夜間急病センター及び
在宅当番医制により、受診体制を確保するとともに歯科医療につきましても
千歳歯科医師会と連携し、休日等における急病患者への対応を行ってまいります。
国民健康保険につきましては、「データ
ヘルス計画・
特定健康診査等実施計画」に基づき、加入者の健康の保持増進のため、
特定健康診査の
受診率向上を図るとともに、
特定保健指導や
重症化予防事業を実施してまいります。 また、
ジェネリック医薬品の利用促進による医療費の適正化や保険税の収納率向上を図るなど、
国民健康保険事業の適正な運営に努めてまいります。 産科につきましては、安心して出産ができる環境を整備するため、市内に分娩のできる産科の誘致をめざし、新たな開設経費に対する補助を実施してまいります。 地域の
子育て支援につきましては、
地域子育て支援センター「あいあい」を拠点に、さらなる
子育て環境の充実に努めてまいります。 安心して出産できる
環境づくりにつきましては、通院に係る費用や
特定不妊治療費への助成、
妊婦健康診査、乳幼児健診、
赤ちゃん訪問などを実施してまいります。 また、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を提供する体制を構築するため、
子育て世代包括支援センターの開設に向けた準備を進めてまいります。
子ども医療費につきましては、安心して子育てができるよう、新たに通院医療費の一部助成を中学生まで拡大し、
子育て世帯の
経済的負担を軽減してまいります。 避難行動要支援者に対する支援につきましては、
社会福祉協議会や
民生委員児童委員、
自主防災組織など地域との連携を図りながら、支援体制を構築してまいります。 保育環境につきましては、
共働き世帯の増加や働き方の多様化などにより増大している保育需要に対応できるよう、
受け入れ体制の充実を図ってまいります。 学童クラブにつきましては、
東部学童クラブについて
東部小学校敷地内に新たに定員110名の施設を整備してまいります。 子どもの貧困対策につきましては、貧困の連鎖を断ち切るため、新たに子どもの貧困に対する実態調査を実施し、調査結果を踏まえた対策の検討を進めてまいります。
夜間急病センター、
こども発達支援センター等の移転につきましては、JR北広島駅西口の
北広島病院跡地への移転に向けて準備を進めてまいります。 病児緊急預かりにつきましては、病児、病後児の預かりに係る利用料の上限額を新たに設定し、
利用者負担の軽減を図ることにより、
共働き世帯や
ひとり親世帯の子育て、就労の支援を行ってまいります。 福祉人材の確保対策につきましては、介護や障がい、保育の事業所における人材不足が課題となっていることから、引き続き、
くらしサポーター研修会や
合同相談会などを実施するとともに、就労の促進を図るため、新たに
就労支度金等の助成制度を創設し、福祉人材の確保に努めてまいります。 障がい福祉につきましては、「障がい支援計画(障がい
者福祉計画・第5期障がい福祉計画・第1期障がい児福祉計画)」に基づき、障がい者が地域社会で自立した生活を送ることができるよう、
各種福祉サービスの適切な提供や相談支援の充実、就労の確保など、社会参加の促進に努めてまいります。 また、主に支援が必要な子どもへの継続した支援体制の確立や保護者の負担軽減を図るため、新たに子どもの成長や
支援内容等を記録する
サポートファイルの配付を行ってまいります。 障がい
児通所支援につきましては、サービスの利用促進を図るため、引き続き
利用者負担の軽減を行ってまいります。
高齢者福祉につきましては、「
高齢者保健福祉計画・第7期
介護保険事業計画」に基づき、定期巡回・
随時対応型訪問介護看護事業所の整備を進めるとともに、医療、予防、住まい、日常生活の支援が一体的に提供される
地域包括ケアシステムを推進するため、
認知症施策の推進、
生活支援サービスの充実に努めてまいります。 また、認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、新たに
認知症初期集中支援チームを設置するとともに、徘徊し行方不明となった場合におきましても、メール配信やGPS機能を活用し、早期発見、保護につながるよう努めてまいります。
生活困窮者の支援につきましては、
生活困窮者自立支援法に基づき、
相談支援事業をはじめとする
各種サービスを提供するとともに、新たに一定の住居を持たない困窮者に対し、一時的に住居の場や食事などを提供する一時
生活支援事業を実施してまいります。 第2章 人と文化を育むまち 次に、「人と文化を育むまち」についての施策であります。
特別支援教育につきましては、特別な支援を必要とする
子どもたちの
教育的ニーズに対応するため、新たに
西の里小・中学校陽香分校に
特別支援教育支援員の配置を行ってまいります。 学校施設の大規模改修につきましては、引き続き東部中学校の校舎において工事を実施するとともに、大曲中学校の校舎において実施設計を行ってまいります。 また、防音機能の更新につきましては、北の
台小学校講堂及び
大曲小学校校舎において工事を行ってまいります。 旧島松駅逓所につきましては、老朽化の進む施設の改修や周辺整備のあり方について検討を進めてまいります。 大学との連携につきましては、
星槎道都大学との
包括連携協定に基づき、大学が有する英知や人材を生かした
まちづくりを進めてまいります。
子どもたちへの支援につきましては、
子どもたちが夢や希望を持ち、心豊かにたくましく成長できるよう、引き続き夢の実現に向けた
子ども夢チャレンジ応援事業を実施してまいります。 また、
子どもたちの進学の希望をかなえ、地域社会の担い手となる人材の確保を目的に、奨学金の返済の一部について支援を行ってまいります。
小中一貫教育につきましては、
子どもたちの生きる力を育むため、小中学校が9年間を通じた教育課程を編成し、系統的な教育を行うとともに、教職員の研修や
キャリア教育の推進などに向けた支援を行ってまいります。
小学校給食調理場の整備につきましては、次代を担う
子どもたちが心身ともに健やかに育つよう、より一層の安全・安心な学校給食の充実を図るため、
学校給食調理場の新設に向け、基本計画を策定してまいります。 第3章 美しい環境につつまれた安全なまち 次に、「美しい環境につつまれた安全なまち」についての施策であります。
地球温暖化対策につきましては、引き続き個人が設置する
太陽光発電システムや
省エネルギー機器等への補助を行うとともに、
再生可能エネルギーの利用を促進するなど、
地球温暖化防止のための取り組みを進めてまいります。 また、環境負荷の軽減を図るため、街路灯などのLED化を推進してまいります。 環境の保全につきましては、「第2次
環境基本計画」に基づき、大気・水質・悪臭・騒音・
空間放射線量率の継続的な監視や測定を行ってまいります。 また、小中学校での
自然観察会やエコ講座、
エコクッキング、市民や事業者が交流できる
環境ひろばなどを開催し、学習機会や情報提供の充実を図ってまいります。 北広島霊園につきましては、引き続き参拝者が利用しやすい
環境づくりに努めるとともに、
市民サービスの向上に向けて
指定管理者制度の導入準備を進めてまいります。 火葬場につきましては、札幌市との広域連携による里塚斎場・火葬場の
利用サービスを引き続き実施するとともに、今後のあり方を検討してまいります。
動物衛生等管理につきましては、市民の安全な生活を確保するため、畜犬の管理や
専門事業者による野犬の掃討、スズメバチの駆除などを実施してまいります。
生活排水処理につきましては、合併浄化槽の
設置補助制度を継続し、生活排水の適正処理に努めてまいります。 ごみ処理につきましては、
家庭系一般廃棄物の減量化及び生ごみ分別の推進を図るため、
ごみステーションでの啓発などを引き続き実施するとともに、
ミックスペーパーの拠点回収につきましても、周知啓発を強化し、
埋め立てごみの削減に努めてまいります。 また、
事業系一般廃棄物につきましては、引き続き事業所を訪問し、実態に合った排出方法を事業所とともに検討するなど、生ごみ分別の推進とさらなる減量化に努めてまいります。
広域ごみ処理につきましては、本市と千歳市、長沼町、南幌町、由仁町及び栗山町の2市4町で構成する
道央廃棄物処理組合において、平成36年度の焼却施設の稼働を目指し、事業を進めてまいります。 緑化の推進につきましては、富ヶ岡などの市有林を市民や
ボランティア団体との協働により、体験学習の場として活用するとともに、市民の憩いの場としての森づくりに取り組んでまいります。 また、美しい街並みの創出や花の
まち北広島をPRするため、花の
まちコンクール、花いっぱい運動、
オープンガーデン見学会などを引き続き実施するとともに、市民団体による「花マップ」の作成を支援してまいります。 公園の整備につきましては、輪厚中央通の整備にあわせ西部パークを新設するほか、設置から掃討の年数が経過し、遊具の劣化の著しい公園については、改築・更新を進め、利用者の安全確保に努めてまいります。 千歳川流域の治水対策につきましては、
東の里遊水地や河川堤防の強化などが進められておりますが、早期に整備が図られるよう、引き続き関係機関に要請してまいります。 また、
東の里遊水地の利活用につきましては、遊水地の治水機能や立地条件を踏まえながら基本的な整備方針を定め、
自然観察ゾーンや多
目的利用ゾーンなど、交流の拡大が図られるような施設整備を目指してまいります。 治山・治水の推進につきましては、
仁別三島地区の森林保全や円滑な森林管理を行うため、引き続き三別沢林道の改修工事を北海道とともに行ってまいります。 防災対策につきましては、災害時における円滑な応急対策のため、地震、風水害等を想定した避難所開設・運営訓練や図上訓練を継続するとともに、
防災センターにおいて、市民や自衛隊、
警察等関係機関の参加のもと、
総合防災訓練を実施し、防災への取り組みを強化してまいります。 消防体制につきましては、
地域防災力の強化を図るため、大曲出張所に配備している高
規格救急自動車を更新するほか、輪厚地区を管轄する消防団第2分団に、幅広い災害活動に対応できる
小型動力ポンプ付積載車を配備してまいります。 また、消火活動に必要な防火水槽を里見町さつき公園内に設置してまいります。 火災予防につきましては、市民への防火意識の高揚を図るため、
幼年消防クラブ及び
女性防火クラブの育成や新規結成など、
防水委員会の活動を支援してまいります。
交通安全対策につきましては、「第10次
交通安全計画」に基づき、交通事故による死傷者数の確実な減少を目標に、
交通安全施設の整備充実を図るとともに、市民や関係機関と連携し、
交通安全意識の向上に努めてまいります。 防犯対策につきましては、「第2次犯罪のない安全で安心な
まちづくり推進計画」に基づき、市民や関係団体、関係機関との連携を強化し、安心して暮らせる
まちづくりを推進してまいります。 また、防犯意識の普及・啓発活動を実施する防犯活動団体や、街路灯を維持する自治会等に対し、引き続き支援を行ってまいります。 消費生活につきましては、消費者センターにおいて相談窓口を設置し、特殊詐欺などに対応していくとともに、関係団体との連携を強化し、消費者被害の防止に努めてまいります。 また、消費生活に関する啓発活動などを実施している北広島消費者協会に支援を行ってまいります。 恒久平和の実現につきましては、引き続き「平和の灯」の維持管理や平和パネル展などを実施し、恒久平和に対する意識高揚を図ってまいります。 また、本年は「平和都市宣言」を行ってから30年目の節目となることから、作品展や講演会など記念事業を実施してまいります。 人権意識の啓発につきましては、人権擁護委員との連携により、学校での人権教室や啓発活動などを実施し、偏見や差別などがなく、全ての市民が平等で暮らしやすい、人権尊重の社会づくりを目指してまいります。 第4章 活気ある産業のまち 次に、「活気ある産業のまち」についての施策であります。 農業の担い手育成につきましては、引き続き公益財団法人道央農業振興公社との連携による新規就農者の研修や農業後継者等育成事業を行ってまいります。 また、農業後継者の確保と定着促進を図るため、新規就農者への給付金の支給のほか、新規就農から3年間、農地賃借料への助成を行ってまいります。 農地の保全につきましては、農業施設の長寿命化等を図るため、地域の活動組織が実施する維持保全向上活動への支援を行うとともに、農地の明暗渠排水整備や遊休農地復元等の農地改良に対して、道央農業協同組合と連携して支援を行ってまいります。 消費者と生産者の交流につきましては、本市の農業の魅力を伝えるため、食農教室を継続するとともに、新たに体験型農業や農産物直売等の施設整備や商品開発など、グリーンツーリズム及び6次産業化の取り組みへの助成を行ってまいります。 経営規模の拡大につきましては、農地中間管理機構による農地の集積に協力する農業者に協力金を交付してまいります。 エゾシカ等による農業被害への対応につきましては、自衛防除を推進するため、くくり罠の購入費用などについて助成を行うほか、鳥獣被害防止対策協議会により、農業被害対策の強化を図ってまいります。 商工業の振興につきましては、小規模事業者に対する経営指導を行う北広島商工会に対し、引き続き支援を行ってまいります。 地域商店街の活性化につきましては、各地区の商工業者が実施する地域の特性を生かした商店街のにぎわいと活性化を図る事業に対して、支援を行ってまいります。 買い物不便者対策につきましては、地域のニーズに対応した買い物支援の推進を図るため、買い物環境の実態把握やモデル地区におけるアンケート調査などを実施し、調査結果を踏まえた支援策について検討してまいります。 中小企業者等融資事業につきましては、中小企業者の円滑な資金調達のため、金融機関への預託金により低利で融資を実施するとともに、利子及び保証料の補給を実施してまいります。 住宅リフォーム支援につきましては、快適な住環境の整備、地元の産業振興や雇用の安定を図るため、引き続きリフォームに係る費用の一部について助成を行ってまいります。 企業誘致につきましては、
輪厚工業団地を中心に誘致活動を行うとともに、進出企業に対し、企業立地促進条例に基づく固定資産税の課税免除や雇用奨励金を交付してまいります。 また、新たな商工業系の土地利用計画の検討に向け、必要な調査を実施してまいります。 創業支援につきましては、コミュニティビジネス創業支援や起業に向けた支援、北広島商工会との連携による空き店舗利用促進事業を実施してまいります。 観光の振興につきましては、観光資源やイベント情報などを市内外にPRするため、引き続き観光協会への支援を行うとともに、多様化する観光ニーズに対応するため、観光協会の組織のあり方について検討してまいります。 都市型観光につきましては、「観光基本計画」に基づき、集客施設や宿泊施設と連携し、本市の魅力を体験・体感できる都市型観光を推進するとともに、ゴルフツーリズムなどの地域資源を活用した観光プロモーションを行ってまいります。 また、エルフィンロードなどの地域資源を活用し、「ツール・ド・キタヒロ」の開催など、サイクルツーリズムを推進してまいります。 雇用対策につきましては、若年層求職者等を新たに雇用した中小企業に対し支援を行うほか、労働意欲のある女性を対象とした合同企業説明会や再就職の支援を行ってまいります。 また、職業相談や求人情報の検索などを地元で容易に行えるジョブガイド北広島を国との連携により運営するとともに、市相談員による就業相談を実施してまいります。 季節労働者の通年雇用につきましては、各種事業を展開する季節労働者通年雇用促進支援協議会に対して支援してまいります。 高齢者の就業機会につきましては、高齢者の社会参加の促進や生きがい対策につながる就業機会の確保を行うシルバー人材センターに対して支援してまいります。 第5章 快適な生活環境のまち 次に、「快適な生活環境のまち」についての施策であります。 市街地の整備につきましては、都市計画マスタープランに基づき、本市にふさわしいコンパクトシティの実現を図るため、平成32年度に予定している区域区分の見直しに向けて準備を進めてまいります。 持続可能なコンパクトシティの形成につきましては、「立地適正化計画」を策定し、商業施設等の都市機能や居住の誘導などにより、将来にわたって安心で快適な生活環境の実現に向けた施策に取り組んでまいります。 また、JR上野幌駅周辺につきましては、商業・業務施設等の立地に向けた検討を行うとともに、引き続き駅のバリアフリー化に向けて関係機関との協議を進めてまいります。 北広島団地地区につきましては、北広島団地フェニックスプロジェクトに基づき、多世代が共生するエリア形成に向けて、関係機関と連携した住み替え支援や北広島団地モニターツアーなどを引き続き実施してまいります。 空き家の流動化の促進につきましては、引き続き解体支援を実施してまいります。 また、空き家を居住のための取得した方に対し、新たにリフォーム支援を実施してまいります。 空き家対策につきましては、適切な管理が行われず、防災・衛生・景観上など地域住民の生活環境に影響を及ぼす恐れがある空き家に対し、「空家等対策計画」に基づき、必要な措置を講じてまいります。 市営住宅共栄団地の建て替えにつきましては、4号棟12戸の建設工事を進めるとともに、5号棟20戸の実施設計などを行ってまいります。 木造住宅の耐震化の促進につきましては、耐震診断及び改修費用の一部を助成し、地震に対する安全性の向上を図ってまいります。 市道の整備につきましては、通学児童や地域住民の安全と利便性の向上、車両の円滑な走行空間を確保するため、生活道路の整備を進めるほか、輪厚中央通線などの道路整備を実施してまいります。 また、大曲椴山線は、農場橋の架け替えを進めるとともに、道路用地の取得や改築工事を実施してまいります。 橋梁の長寿命化につきましては、「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、輪厚橋及び大曲橋の修繕工事を実施するとともに、今後、計画している橋梁の補修設計等を進めてまいります。 舗装の補修につきましては、広島輪厚線、輪厚三島線、中央通線などについて、計画的に補修を進めてまいります。 照明灯の維持補修につきましては、安全で円滑な交通を確保するため、状況に応じて補修や更新を行うとともに、劣化が著しい照明灯につきましては、LED照明への切り替えを行ってまいります。 道道の整備につきましては、札幌恵庭自転車道線延伸区間の早期完成が図られるよう、引き続き関係機関に要請してまいります。 生活バス路線の維持・確保につきましては、市内完結路線を運行するバス事業者に対して、運行経費の一部を補助するとともに、運転免許返納者及び高齢者を対象にバス利用の促進に向けた助成事業を実施してまいります。 除排雪につきましては、冬期間の円滑な交通と安全性を確保するため、交差点の雪山除去や通学路をはじめとした歩道除雪の充実に努めてまいります。 また、地域除雪懇談会を開催し、地域の実情に応じた雪対策に取り組んでまいります。 上水道事業につきましては、「水道事業経営戦略」に基づき、計画的かつ効率的な事業運営に努めるとともに、安全で安心な水道水の安定供給を図るため、老朽施設の更新、基幹管路の耐震化を進めてまいります。 下水道事業につきましては、平成31年度からの公営企業会計への移行準備を引き続き行うとともに、「長寿命化計画」に基づき、老朽化施設の更新と雨水管整備を進めてまいります。 景観の保全につきましては、快適で美しい街並みの形成と保全を図るため、都市景観に係る啓発、違反公告物の簡易除去や屋外公告物に係る指導を行ってまいります。 公聴活動につきましては、複雑・多様化する市民要望を把握するとともに、市政に対する相互理解を深めるために、市政懇談会、出前トーク、出前講座などを実施してまいります。 第6章 にぎわい・活力のあるまち 次に、「にぎわい・活力のあるまち」についての施策であります。 北海道日本ハムファイターズ・ボールパークの誘致につきましては、北広島市での構想実現、ボールパークを核とした
まちづくりの推進に向け、引き続き球団や関係機関との協議を行うとともに、交通アクセスなどの課題についても、市民の皆様のご理解を得ながら、着実に対応してまいります。 また、誘致実現に向けて、誘致期成会や市民の皆様と一丸となって取り組んでまいります。 市民参加と協働につきましては、市政情報の提供や実施手法の充実に努めるほか、協働指針に基づき公益活動団体への支援を行ってまいります。 地域コミュニティの推進につきましては、町内会・自治会活動に対し、引き続き支援を行うとともに、活動の拠点となる地区住民センターや住民集会所の適正な維持管理に努めてまいります。 地区住民センターの改修につきましては、東記念館の大規模改修を実施し、安全で利用しやすい施設に計画的に整備してまいります。 市民の法律相談につきましては、日常生活における法律上の問題や疑問を解決するため、弁護士による無料法律相談を実施してまいります。 男女共同参画につきましては、男女が互いに尊重し、協力し合える社会の実現に向けて、「第2次きたひろしま男女共同参画プラン」に基づき、女性法律相談やパネル展、セミナーなどを行ってまいります。 また、ワーク・ライフ・バランスの推進に向けて、意識啓発を進めるとともに、ワーク・ライフ・バランスに取り組む企業への支援を行ってまいります。
シティセールスにつきましては、住み良い
まち北広島の魅力を市内外の方々に知っていただけるよう、動画やインターネット、PRグッズを活用して発信してまいります。 行財政改革につきましては、寄附金制度などによる独自財源の確保や市役所における仕事のやり方の改善など、「行財政改革大綱及び実行計画」に基づき、持続可能な財政運営、機能的な行政運営、市民協働・官民連携を柱とした取り組みを進めてまいります。 行政組織の見直しにつきましては、簡素で効率的な執行体制に向けた組織改編に努めるとともに、新たな行財政課題に対して迅速、柔軟に対応する組織体制の整備を行ってまいります。 西の里地区の公共施設につきましては、「
公共施設等総合管理計画」に基づき、適正配置について検討してまいります。 定住人口の増加に向けた取り組みにつきましては、子育て世代の定住促進を目的に、親世代との同居や近居、
少子高齢化の進む北広島団地地区への誘導など新たな視点を加えた「子育て世代マイホーム購入サポート事業」を実施してまいります。 地域公共交通につきましては、「地域公共交通網形成計画」を策定し、将来にわたって持続性のある利便性の高い公共交通網の形成に向けた施策に取り組んでまいります。 東京北広島会につきましては、引き続き会員数の拡大を図るとともに、会員の交流の場を設けていくほか、本市の情報発信及び首都圏からの情報収集に努め、
まちづくりの発展につなげてまいりたいと考えております。 ふるさと納税につきましては、本市の知名度向上や来市につながる寄附金制度となるよう、新たな返礼品の開発などに取り組んでまいります。 北海道150年事業との連携につきましては、本年は本道が「北海道」と命名されてから150年目の節目となることから、寒地稲作発祥の地である本市において、米づくりや米の歴史に関するシンポジウムを開催してまいります。 新庁舎建設事業につきましては、平成30年度秋の事業完了に向けて、庁舎別館の改修や外構の整備を進めてまいります。 また、道道栗山北広島線とあゆみ通線との交差点につきましては、安全な道路交通を確保するため、庁舎の外構工事にあわせて整備を進めるとともに、庁舎に隣接する市民交流広場につきましても、整備に向けた実施設計を行ってまいります。 総合計画につきましては、現計画が平成32年度まででありますことから、平成30年度より、新たな総合計画の策定に着手してまいります。 策定にあたっては、社会経済情勢の変化を的確に捉えるとともに、さまざまな市民参加の手法を取り入れ、市民の皆様が思い描く将来のまちの姿を共有しながら、策定作業を進めてまいります。 Ⅲ 予算案の概要 次に、平成30年度の各会計予算案についてであります。 一般会計の歳入についてでありますが、市税につきましては、緩やかな景気の回復傾向や新たな企業の進出などにより、法人市民税等の増収が見込まれるため、市税全体で前年当初比1.1%増の75億2,745万9,000円を見込んでおります。 また、普通交付税につきましては、前年当初比1.3%増の35億9,400万円。臨時財政対策債は1.6%減の9億2,900万円を見込み、一般財源総額については、前年を上回る額を確保したところであります。 歳出につきましては、人口減少対策や
子育て支援、経済・雇用対策などを中心とした施策に取り組んでまいります。 平成30年度当初予算額は、新庁舎建設事業の本体工事終了に伴い、予算規模が減少したことにより、前年当初予算と比べ6.2%減、234億7,366万1,000円となっております。 また、5つの特別会計の総額は、141億1,069万4,000円で、4.7%の減。水道事業は17億2,509万4,000円で3.5%の減となり、総額は393億944万9,000円で、前年当初予算と比べ、5.6%の減となるものであります。 Ⅳ むすび 以上で、平成30年度の主要施策及び予算案の概要についてご説明を申し上げました。 昨年の漢字が「北」とされております。私は、「北広島」の「北」であり、本市の
まちづくりのさらなる飛躍を予感させる漢字ではないかと捉えております。 昨年5月には、待望の新庁舎が開庁いたしました。大きな喜びであるとともに、これからの
まちづくり、そして未来に向けた大きな節目になったものと考えております。 私は、この節目を契機とし、歴史や文化、自然や風土、人々の営みなど、これまでの
まちづくりを振り返りながら、未来を展望することで、
まちづくりの新しい潮流を捉え、魅力ある
地域づくり、
まちづくりが可能になると考えております。 本市を取り巻く状況、そして、これから進む道は、決して容易なものではありませんが、これまでも本市の発展は幾多の困難を乗り越え、果敢に挑戦した先人たちの志の高さによって、
まちづくりが進められております。 そして、今、まさに将来の
まちづくりに大きくかかわる北海道日本ハムファイターズ・ボールパーク構想が動き出しております。 私は、このボールパーク構想は、北広島市が目指す都市像の実現に大きく寄与する「究極の地方創生」であると考えております。 先人たちの信念や志を引き継ぎ、これからの
まちづくりの筋道を見極め、市民の皆様と対話を重ねながら、北広島市の発展に努めてまいりたいと考えております。 時代を担う
子どもたちや市民の皆様が安心して生活でき、笑顔があふれ、着実に成長するまちを目指し、強い信念を持って一心に努力を続ければ、必ず成し遂げられるという「一念通天」の思いで市政運営に全力で取り組んでまいります。 市議会議員の皆様並びに市民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げまして、平成30年度の
市政執行方針といたします。 平成30年第1回定例会の開会にあたり、行政報告を申し上げます。 (行政報告) 1 前
北広島市長 本禄哲英様の逝去について 初めに、昨年12月29日に、前
北広島市長 本禄哲英様がご逝去されました。 本禄様は、平成5年に広島町長に初当選され、平成8年に初代の
北広島市長となり、3期12年間、本市の
まちづくりにご尽力されました。 この間、芸術文化ホールや図書館、エルフィンパーク東西連絡橋の建設のほか、羊ヶ丘通の延伸や札幌恵庭自転車道線の整備などに取り組んでこれらました。 本市の市制施行への礎を築かれるなど、
まちづくりの発展にご尽力いただきましたことに、深く感謝を申し上げますとともに、心より安らかなご冥福をお祈り申し上げます。 2 北海道日本ハムファイターズ・ボールパーク誘致について 次に、北海道日本ハムファイターズ・ボールパーク誘致についてでありますが、球団側とは、これまでに16回の実務者協議を行い、構想実現に向けた課題や検討すべき事項について、認識の共有を図ってきたところであります。 1月15日には、本市と球団が有する資源を活用し、両者が発展するための取り組みを協働して行うことを目的に、球団とのパートナー協定を締結し、2月17日に連携事業第1弾目となる「スポーツ・コミュニティ in 北広島」を開催し、スポーツに携わる多くの
子どもたちにご参加をいただいたところであります。 また、2月3日には、北広島市民を対象にした「ボールパーク構想シンポジウム」を芸術文化ホールにおいて開催したところであります。 シンポジウムでは、500名を超える市民の皆様にご参加いただき、
まちづくりに関する基調講演のほか、球団によるボールパーク構想のプレゼンテーション、本市の誘致に向けた取り組みの紹介、「ファイターズと共に描く
まちづくり」をテーマにしたパネルディスカッションを行い、市民の皆様とともに、これからの
まちづくりについて考える貴重な機会となったところであります。 また、2月19日から27日まで、市内各地区において市民説明会を行っているところであります。 今後につきましても、引き続き球団や関係機関との協議を行い、誘致期成会とともに、市民の皆様と一丸となって誘致実現に向けて取り組んでまいります。 3 札幌市との緊急時給水連絡管について 次に、札幌市との緊急時給水連絡管についてでありますが、平成27年3月に締結した水道事業における「連携協力に関する基本協定」に基づき、西の里地区の虹ヶ丘公園内におきまして、緊急時給水連絡管の接続工事が完了し、昨年11月29日に両市立ち会いのもと、通水確認を行ったところであります。 この連絡管の接続により、両市の災害時等における給水体制の強化が図られたところであります。 4 交通事故の状況について 次に、交通事故の状況についてでありますが、市内における交通死亡事故は、平成28年11月3日以降発生しておらず、平成29年は昭和54年以来、38年ぶりとなる「年間交通死亡事故ゼロ」を達成することができました。 厚別警察署をはじめ、日ごろから交通安全活動にご尽力されております各地区交通安全協会や企業、関係団体、地域の皆様に感謝申し上げますとともに、引き続き関係機関と連携し、交通安全活動の推進に取り組んでまいります。 5 大曲ファミリー体育館の改修工事について 次に、大曲ファミリー体育館の改修工事についてでありますが、昨年7月から屋根の張り替えやアリーナ床の改修、照明設備のLED化など、施設の改修や設備の更新を実施し、12月に完成したところであります。 12月24日には、大曲会館運営委員会の主催により地域の皆様にお披露目され、本年1月4日にリニューアルオープンしたところであります。 今後につきましては、地域の皆様の健康増進やスポーツ活動、コミュニティの活性化に寄与するものと期待しているところであります。 6 降雪状況について 次に、降雪状況についてでありますが、昨年12月までは、平年を上回る降雪量でありましたが、その後、1月中旬までは年末年始を含めて穏やかな日が続き、2月19日現在の降雪量は3メートル55センチと平年並みとなっている状況であります。 今後につきましても、適切な除排雪を実施し、安全な通行の確保に努めてまいります。 また、今年も中学校や高校、大学生の皆様、企業、さらには多くの市民の皆様が、高齢者世帯などを中心に除雪ボランティア活動を行っており、地域の皆様から大変喜ばれているところであります。 ボランティア活動に参加された皆様に、心から感謝を申し上げます。 7 平成29年10月から12月までにおける寄附について 次に、平成29年10月から12月までにおける寄附についてでありますが、現金による寄附につきましては、個人・企業などから8件、742万3,000円。物品の寄附につきましては、図書館への図書など4件、土地の寄附につきましては1件となっているところであります。 また、今年度から実施しております「ふるさと納税」につきましては、10月から12月までの3カ月間で1,111件、1,537万100円の寄附をいただいているところであります。 ご寄附をいただきました皆様に心から感謝を申し上げますとともに、本市の
まちづくりに大切に活用させていただきたいと考えております。 以上申し上げ、行政報告といたします。
○議長(佐藤敏男) 次に、教育長から、平成30年度教育行政執行方針及び教育行政報告について発言を求められておりますので、これを許します。 吉田教育長。 (平成30年度教育行政執行方針) Ⅰ はじめに
◎教育長(吉田孝志) 平成30年第1回定例会の開会にあたり、平成30年度教育行政執行方針を申し上げます。 昨今の人口減少や
少子高齢化、グローバル化の進展とともに情報化、技術革新などが一層加速しており、今後の社会や生活のあり方が大きく変わっていくものと予測されております。 こうした変化の中、未来の創り手となる
子どもたちには、郷土の歴史や文化に誇りを持ち、支え合いながら、生涯にわたって生き抜く力を身につけていくことが求められており、学校教育と社会教育とが密接にかかわりながら、地域社会が一体となって、
子どもたちの成長を支える仕組みづくりが一層重要となっているところであります。 昨年改訂された新たな学習指導要領では、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善をはじめ、道徳や小学校における外国語の教科化、プログラミング的思考の学び、ICTを活用した情報処理能力の向上などが示され、変化の激しい社会に柔軟に対応できる資質・能力の育成が求められているところであります。 学校教育においては、いよいよ4月から
小中一貫教育を各中学校区で全市一斉に開始いたします。社会が大きく変動する中で、
子どもたちが主体的に判断し、行動し、自ら課題を解決する「生きる力」を育成するために、小学校から中学校へとつながりのある教育活動を進め、学校、家庭、地域が一体となって「子どもの連続した学び」を支えてまいります。 また、社会教育におきましては、市民の多様な学習ニーズに応じた学習機会の提供や、学習成果や経験等が広く生かされる場を通して、市民一人ひとりの生きがいづくりに努め、市民の主体的な学びや地域における生涯学習活動に対する支援を通し、生涯学習社会の実現に努めてまいります。 さらに市民のスポーツ活動を支援するとともに、市民が生涯を通じてスポーツ・レクリエーション活動に親しむことのできる環境や体制の整備に努めてまいります。 さまざまな教育課題対応するため、「北広島市教育基本計画」及び「学校教育の推進方針」、「社会教育の推進方針」をはじめ、各施策分野におけるプランに基づき、引き続き「大志をいだき学ぶまち・きたひろしま」をテーマとし、ウイリアム・スミス・クラーク博士、和田郁次郎翁、中山久蔵翁の3人の先人たちが伝える「懐く」・「励む」・「挑む」の精神を人材育成のキーワードとして、教育の一層の振興と充実に向けて、教育行政を推進してまいります。 Ⅱ 主要施策の推進 続きまして、教育行政の執行にあたり、教育基本計画の各分野における主要な施策について申し上げます。 1 「生きる力」を育む学校教育の推進 初めに、「生きる力」を育む学校教育の推進についてであります。 変化の激しい社会の中で、子ども一人ひとりが創造性豊かに、たくましく生きていくためには、自律心や協調性、思いやる心などの豊かな人間性、よりよく問題を解決する資質や能力、そして健康・体力など、「生きる力」を育むことが重要であると考えております。 幼児教育の振興につきましては、「北広島市幼児教育連携アクションプラン」に基づき、幼児教育と小学校教育との円滑な接続を図るため、交流会や研修会を継続的に実施し、幼稚園・保育園・小学校・学童クラブそれぞれの担当者間の共通理解や連携を深めるとともに、子ども同士・保護者間の交流を促進してまいります。 豊かな心を育む教育の充実につきましては、思いやりの心や人とかかわる力を育てるため、本市独自の福祉読本を活用するなど、他者を思いやる教育活動を進めてまいりますとともに、考え議論する道徳授業の実践に取り組み、道徳教育の充実を図ってまいります。 学校図書館の活用につきましては、
子どもたちの読書活動を推進するため、小学校では「豆次郎」の巡回事業を、中学校では司書の巡回配置を引き続き実施してまいります。 また、新たな事業として、大曲地区をモデル地区に、保育園・小学校図書館への司書の巡回配置、保育園を通して家庭に配本を行う家読支援などを内容とする「地域まるごと読書支援モデル事業」を実施し、地域における読書環境の充実を図ってまいります。 確かな学力を育てる教育の充実につきましては、学力の向上を図るため、標準学力検査及び全国学力・学習状況調査等の結果を踏まえて、各学校において学校改善プランを改定し、授業改善や個に応じたきめ細かな指導、教員の資質向上に努めるとともに、それぞれの中学校区で策定したスタンダードの実践に取り組み、小・中学校が一貫した学習・生活習慣の定着を図ってまいります。 また、専門的知識や豊かな教員経験を有する指導主事を活用し、各学校の課題や教育課程の編成・実施に関する相談や指導・助言等を行ってまいります。 健やかな体を育てる教育の充実につきましては、全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果を踏まえ、各学校において体力向上プランを作成し、体育授業や日常における体力づくりの充実に努めてまいります。 学校給食につきましては、安全衛生管理を徹底し、安全・安心な給食を提供するとともに、児童生徒が将来にわたって健康な生活を送ることができるよう、食の指導の充実を図ってまいります。 また、「学校給食のあり方に関する基本方針」に基づき、小学校給食調理施設の整備や食物アレルギーを持つ児童生徒への対応などについて検討してまいります。 防災及び命を守る教育につきましては、児童生徒が学校生活を通して、防災時等に主体的に行動する力を育ててまいります。 また、小学校高学年の児童と中学校の生徒を対象に、心肺蘇生や自動体外式除細動器AEDの取り扱いに関する授業を引き続き実施してまいります。 学校ICT環境の整備につきましては、全中学校の教育用コンピュータのタブレット化を進め、ICTを効果的に活用した教育を進めてまいります。 また、校務支援システムの効果的な活用により、教職員の校務の効率化や負担軽減を図ってまいります。
特別支援教育の充実につきましては、
特別支援教育支援員を全校配置し、通常学級に在籍する特別な配慮を必要とする児童生徒の生活や学習の支援に一層努めるとともに、教育支援委員会や
特別支援教育担当の指導主事を活用し、個々の
教育的ニーズに対応したきめ細かな支援を行ってまいります。 社会の変化や課題に対応した教育の推進につきましては、
子どもたちが成長する足跡を確かめながら自己有用感を高め、夢や目標に向かって挑戦する人を育てる「きたひろ夢ノート」の改訂と実践を進めるとともに、望ましい社会性や職業観・勤労観を育成する大志学、
キャリア教育を推進してまいります。 外国語指導助手の活用につきましては、新たな学習指導要領の先行実施に向けて、児童生徒の英語発音力やコミュニケーション能力、国際理解力の向上を目的に、小・中学校の外国語授業等に英語指導助手を派遣し、外国語教育の充実を図ってまいります。 姉妹都市子ども大志交流につきましては、姉妹都市である東広島市と小・中学生の相互訪問を行い、児童生徒のふるさと意識の醸成を図るとともに、広島市で開催される原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式典への参列などを通して、平和学習の充実を図ってまいります。 部活動指導員につきましては、生徒の技術力向上や部活動指導に係る教員の負担軽減を図るため、モデル校による試行を行ってまいります。 2 信頼され、魅力ある学校づくりの推進 次に、信頼され、魅力ある学校づくりの推進についてであります。 学校が保護者や地域から信頼され、期待に応える教育を実現するためには、子どもを中心に据え、地域の意見や要望を生かした学校経営を進めるとともに、学校、家庭、地域が協働した取り組みを一層充実させていくことが重要であると考えております。 開かれた学校づくりの推進につきましては、西部中学校区におけるコミュニティ・スクールの取り組みを継続するとともに、その成果及び課題を踏まえ、研修等を実施してまいります。 また、土曜授業を継続実施し、開かれた学校づくりをさらに推進していくとともに、多様な学習場面の提供を図ってまいります。
小中一貫教育につきましては、平成30年度全市一斉導入に向けて、各中学校区で着実に準備を進めてきているところであり、めざす子ども像の共有、義務教育9年間の一貫した教科や大志学の指導計画の作成、小・中学校間の乗り入れ授業などを通して、学力や体力の向上、社会性の育成を図ってまいります。 教育環境の整備につきましては、経済的支援の充実を図るため、小・中学校に入学する予定の児童生徒がいる対象世帯に対して、就学援助新入学準備金の入学前支給を継続して実施してまいります。 地域の教育資源を活用した学校支援につきましては、学校と地域住民が連携して、学校支援地域本部を中心に、
子どもたちの学びや育ちを支援してまいります。 学校施設の整備につきましては、北の
台小学校講堂、
大曲小学校校舎の暖房機の更新を図るとともに、東部中学校校舎の長寿命化のため大規模改造工事を実施し、快適な教育環境の充実を図ってまいります。 また、大曲東小学校の放送設備更新のほか、学校周辺の環境整備に努めてまいります。 3 やさしく支えあう教育連携の推進 次に、やさしく支えあう教育連携の推進についてであります。 少子化や核家族化、情報化社会の進展に伴うさまざまな課題を抱える中、
子どもたちが健やかに成長するためには、家庭、学校、地域が一体となって、安全・安心で温かく守り育てる
環境づくりを進めていくことが重要であると考えております。 家庭の教育力向上への支援につきましては、家庭の教育力に関する情報の発信や関係団体と連携した学習機会の提供を進めるとともに、家庭、学校、地域が一体となった子どもの生活リズムの向上に取り組んでまいります。 教育相談体制の充実につきましては、臨床心理士の資格を持つ子どもサポートセンター相談員、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなど、専門知識を有する人材を活用し、学校や関係機関と連携した相談体制の充実に努めてまいります。 不登校、いじめの問題につきましては、本年3月に改定する「北広島市いじめ防止基本方針」等に基づき、いじめの未然防止に向け、学校等において啓発や学習機会を設けるとともに、関係機関との連携を図ってまいります。 また、不登校児童生徒への対応につきましては、適応指導教室みらい塾での支援の充実やNPO法人子どもサポート隊との連携を図るなど、きめ細やかな対応を進めてまいります。 健全育成活動の充実につきましては、家庭、学校、地域、関係機関との連携を強化するとともに、各地区における青少年の健全育成活動を支援してまいります。 青少年の安全対策につきましては、専任指導員による巡回パトロールや札幌方面厚別警察署と連携した防犯教室等を実施してまいります。 また、インターネット上でのいじめや犯罪被害などを予防するため、ネットパトロールを継続するとともに、児童生徒や保護者等への啓発活動を行ってまいります。 放課後子ども教室につきましては、放課後における児童の居場所として、引き続き地域の教育力を活用し、安全に、そして安心して多様な体験や学習活動ができるよう努めてまいります。 4 学びあい、教えあう社会教育 次に、学びあい、教えあう社会教育の推進についてであります。 生涯学習社会の実現のため、市民ニーズにあった情報や学習プログラムの提供とともに、主体的な学習活動が円滑に行われるための学習支援や学習環境の整備が重要であると考えております。 市民の学習活動への支援につきましては、団体の主体的な生涯学習活動を支援するとともに、学習の成果の発表と市民相互の交流促進を図るため、元気フェスティバルを開催してまいります。 また、地域での生涯学習の推進を図るため、各地区の生涯学習振興会を支援してまいります。 国際交流につきましては、市民が異文化に触れる機会の提供や、カナダ・サスカツーン市から派遣される高校生の受け入れを北広島国際交流協議会との連携により行ってまいります。 また、カナダ・サスカツーン市との派遣交流が平成32年度に30周年を迎えることから、これまでの交流の歩みを振り返るとともに、国際交流を通した今後の人材育成について検討してまいります。 障がい者の学習機会につきましては、スポーツや体験事業等を通し、社会参加の場の提供に努めてまいります。 社会教育施設につきましては、市民が利用しやすい施設となるよう、設備等の点検や管理運営体制の充実に努めてまいります。 5 郷土愛を育む教育活動の推進 次に、郷土愛を育む教育活動の推進についてであります。 北海道命名150年の節目の年に、「温故知新」の精神を忘れず、まちの歴史を振り返りながら、未来に継承すべき地域遺産などを守り伝える取り組みがますます重要であると考えております。 エコミュージアム構想の展開につきましては、エコミュージアムセンター知新の駅におきまして、郷土の歴史や自然に関する常設展などを継続するほか、自然系及び歴史系の企画展を児童生徒の夏休み・冬休み期間にあわせて開催するとともに、学校の学習活動や体験学習での活用も図ってまいります。 また、地域遺産を現地で生かすサテライトの整備活用を進めてまいります。 さらに、「まちを好きになる市民大学」の継続により「まるごときたひろ博物館員」を養成するなど、活動を支える市民の輪を広げるとともに、市民が主体的にかかわるエコミュージアムを目指してまいります。 文化財の保存と活用につきましては、国指定史跡「旧島松駅逓所」の維持管理を継続しながら、大規模改修による保存・整備に向けた検討を進めてまいります。 また、貴重な歴史に触れる観光資源の一助となるよう、季節にあわせたライトアップなどによりPRにも努めてまいります。 6 生涯にわたる読書活動の推進 次に、生涯にわたる読書活動の推進についてであります。 市民に親しまれる機能的な図書館運営を図り、今後も読書や学習活動を継続することができるよう、市民との協働により読書環境を充実していくことが重要であると考えております。 図書館サービスにつきましては、幅広い世代への読書習慣の向上や学習活動が継続できるよう資料や情報提供の充実など、利用価値の高い図書館サービスに努めてまいります。 また、資料を音声化する音訳機器を更新し、視覚に障がいのある方等へのサービスの拡大を図ってまいります。 図書館フィールドネット連携事業につきましては、各ボランティアと連携し、読書の普及に努めてまいります。 子どもの読書活動につきましては、「北広島市子どもの読書活動推進計画」に基づき、引き続き幼稚園、保育園及び小学校への図書巡回事業を充実するとともに、地域や学校、ボランティアとの連携を深め、地域の読書環境の充実を図ってまいります。 7 芸術文化活動の振興 次に、芸術文化活動の振興についてであります。 芸術への理解を深め、その素晴らしさを実感し、生涯を通じて活動を継続することができるよう、文化的な環境を整えていくことが重要であると考えております。 個性豊かな地域文化の振興につきましては、芸術文化に係る団体への支援を行うとともに、優れた芸術文化活動に対する顕彰を行い、市民に広く伝え、成果がそれぞれの地域で生かされるよう支援してまいります。 青少年の芸術文化活動への支援につきましては、引き続き、全道、全国及び国際大会に出場する青少年に対して大会出場費等の助成を行い、芸術文化活動を推進してまいります。 文化施設の維持管理につきましては、安心して利用いただけるよう、計画的に進めてまいります。 オープン20周年を迎える芸術文化ホール及び図書館の取り組みにつきましては、市民の皆様や関係団体、ボランティアの方々と連携し、記念となる催しを開催してまいります。 8
健康づくりとスポーツ活動の推進 次に、
健康づくりとスポーツ活動の推進についてであります。 市民誰もが、健康で生きがいのある生活を築くためには、それぞれの体力や年齢、技術、興味、目的に応じて、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができる環境の提供が必要であると考えております。 健康で生きがいのあるスポーツ活動の推進につきましては、スポーツ推進委員や生涯学習振興会と連携して、各種スポーツ大会や地域での機会の提供を通し、健康・体力づくりを進めるとともに、スポーツに関する市民ニーズや施設環境を計画的に進めるため、「(仮称)スポーツ振興計画」の策定に着手してまいります。 きたひろしま30kmロードレースにつきましては、本市の魅力を全国から訪れるランナーに積極的に発信する大会となるよう実行委員会と協働して開催してまいります。 競技スポーツの振興につきましては、ジュニアスポーツ活動の振興と
子どもたちのスポーツ機会の充実を図るため、市体育協会などスポーツに関係する団体と連携協力して、スポーツアカデミー事業や各種スポーツ教室を開催してまいります。 また、引き続き、全道、全国及び国際大会に出場する個人・団体に対して大会出場費等の助成を行い、競技スポーツの支援に努めてまいります。 スポーツ施設の運営につきましては、市民の日常的なスポーツ・レクリエーション活動を支援するため、総合体育館や各地区体育館をはじめとしたスポーツ環境の向上に努めてまいります。 Ⅲ むすび 以上、平成30年度の教育行政執行にあたっての基本方針と主な施策について申し上げました。 将来を担う
子どもたちには、複雑で予測することの難しい未来が待ち受けています。こうした変化を前向きに受け止め、その個性を伸ばし、より良い社会と幸福な人生を自ら創り出していく力を身に付けさせることが、教育の使命であると考えております。 教育委員会といたしましては、こうした使命を果たすべく、学校、家庭、地域、行政の緊密な連携のもとで、一丸となって
子どもたちの学びを支える体制を整えるとともに、市民の誰もが生涯を通じて豊かに学ぶことができる生涯学習社会の実現に向けて、教育の充実・発展に取り組んでまいります。 最後に、繰り返しとなりますが、4月から
小中一貫教育を全市一斉で開始いたします。
小中一貫教育の実施自体が最終的な目的ではなく、
子どもたちの「生きる力」を育むことが目的でありますことから、今後も取り組みの検証・改善を行うことによって、より良い教育のあり方を構築してまいりたいと考えております。 改めまして、市議会議員の皆様並びに市民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、平成30年度の教育行政執行方針といたします。 続きまして、平成30年度第1回定例会の開会にあたり、教育行政報告を申し上げます。 (教育行政報告) 1
小中一貫教育の推進について 初めに、
小中一貫教育の推進についてでありますが、全市で
小中一貫教育を一斉導入した先行自治体である兵庫県小野市を1月11日に訪問し、導入後の成果と課題などについて、調査、研究を行ったところであります。また、1月25日、26日には、京都市において開催された
小中一貫教育全国サミットに4名の教職員と事務局職員1名の計5名が参加し、公開授業や研究協議会、分科会などを通じて、参考となる実践的な取り組みについて研修を深めてきたところであります。 4月からの全市一斉導入に向け、12月に校長会において各中学校区の準備状況について交流するとともに、1月には、重点化した年間指導計画の作成や学力向上の取り組みなど、平成30年度の推進内容について確認し、着実に準備を進めているところであります。 2 就学援助に係る新入学準備金の早期支給について 次に、就学援助に係る新入学準備金の早期支給についてでありますが、平成29年3月に国の補助交付要綱が改正され、小学校入学予定者も対象となりましたことから、対象となる新小学生105名に対して、12月に426万3,000円を支給いたしました。また、中学校入学予定者92名に対しては、1月に436万800円を支給したところであります。 各世帯に対しまして、入学の準備にあわせた支給が図られたものと考えております。 3 校務用コンピュータの更新について 次に、校務用コンピュータの更新についてでありますが、平成27年度から3年間の計画により、小・中学校の教職員が使用する全ての校務用コンピュータを従来のノート型から、軽量で持ち運びしやすいタブレット端末への整備を実施しており、本年度分の納品は、1月12日に完了したところであります。 整備状況といたしましては、平成27年度は、中学校全教職員分の160台、平成28年度は、小学校5校の120台、平成29年度は、残りの小学校4校の120台、合計400台のタブレット端末を整備したほか、職員室で使用する校務用モニター、主要教科のデジタル教科書、無線通信機器等を整備いたしました。 校務用タブレットの導入により、職員室では、モニターとタブレットの2画面による拡張機能を生かして教材の作成や成績処理をするなど、校務の効率化が図られるとともに、教室では、無線機能を活用したデジタル教科書や教材ソフトの拡大提示など、充実した教育環境の整備が図られたものと考えております。 4 土曜授業について 次に、土曜授業についてでありますが、本年度は4月、7月、11月、2月の計4回、全小・中学校で実施したところであります。 平日の授業参観が難しい保護者や地域の皆様にも
子どもたちの様子を見ていただく機会となり、全小・中学校合わせて延べ9,000人余りの方々に参観いただき、開かれた学校づくりの一助となったものと考えております。 また、各学校では、教科指導のほか、平和集会や携帯安全教室、小中学校合同で外国語活動の授業を行うなど、平日の授業では公開されることが少ない教育活動も展開され、多様な学習の様子を見ていただくことができたものと考えております。 来年度におきましても、年4回実施し、取り組みをより充実させてまいりたいと考えております。 5 北広島市文化財の指定について 次に、北広島市文化財の指定についてでありますが、北広島市文化財保護審議会への諮問及び答申を経て、2月8日開催の教育委員会会議において、「中山久蔵関係資料群」を本市の文化財とすることに決定いたしました。 「中山久蔵関係資料群」とは、中山久蔵翁と中山家及び旧島松駅逓所に関する膨大な資料の中から、中山久蔵翁に直接関連する253件の資料を指すものであります。 このたびの指定により、市の文化財は古生物の化石2件及び地層標本1件とあわせて4件となり、今後とも貴重なものとして後世に伝えるため、適正に保存管理するとともに、さまざまな機会を通して、市民の皆様に見ていただけるよう活用してまいりたいと考えているところであります。 6 中学生の全国大会出場について 次に、中学生の全国大会出場についてでありますが、1月5日に札幌市で開催された「第44回北海道中学校インドアソフトテニス選手権大会」男子ダブルスにおいて、東部中学校2年生の半澤寧大さんと1年生の遠山拓磨さんのペアが見事優勝を果たし、3月26日から三重県伊勢市で開催されます「第29回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会」に北海道選抜選手として出場いたします。 また、1月12日から名寄市で開催された「第50回北海道中学校スキー大会」クロスカントリー女子3キロフリー競技において、西部中学校3年生の三橋桃子さんが4位の成績を収め、2月9日から秋田県鹿角市で開催されました「第55回全国中学校スキー大会」に出場しました。 全国のトップレベルの選手が集まる中、競い合うことを通じて多くのことを学び、また、交流を深めるなど、今後につながる貴重な経験になるものと考えているところであります。 以上申し上げまして、教育行政報告といたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第3 発議第1号 北広島市議会の議決すべき事件に関する条例の制定について
○議長(佐藤敏男) 日程第3、発議第1号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 橋本博議員。
◆3番議員(橋本博) ただいま議題となりました発議第1号、北広島市議会の議決すべき事件に関する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 平成23年8月1日、
地方自治法の一部を改正する法律が施行し、市町村に対し、議会の議決を得てその地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定めることを義務付ける規定が、
地方自治法から削除されました。この基本構想は、本市の
まちづくりの基本的方向を定める最上位計画であることから、今後もその策定、変更または廃止については、当然のことながら行政が責任を持って対応していくものであります。また、議会も二元代表制の一翼を担う機関として、この基本構想の策定、変更または廃止については、議会の議決をする事件として責任をもって対応していくことが責務であると考えるものでございます。 また、創意工夫のもと住民の意見を反映し、
まちづくりの具体性ある将来ビジョンを確立し、地区別のあるべきまちの姿を定める重要な方針である都市計画マスタープランや姉妹都市または友好都市の提携、解消、都市宣言の制定、変更または廃止についても重要な事項であることから、議決事件として定めるものであります。 議員の皆様におかれましては、本提出議案にご賛同賜りますよう、お願い申し上げて、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(佐藤敏男) お諮りいたします。発議第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託、質疑及び討論を省略し、ただちに採決いたしたいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) ご異議なしと認めます。発議第1号、北広島市議会の議決すべき事件に関する条例の制定についてを採決いたします。
○議長(佐藤敏男) お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) ご異議なしと認めます。発議第1号は、原案可決と決しました。────────────────────────────────────────────────────
△日程第4 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて 議案第2号 専決処分の承認を求めることについて
○議長(佐藤敏男) 日程第4、議案第1号及び議案第2号を一括して議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第1号、専決処分の承認を求めることにつきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの専決処分は、交通事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定についてでございます。 本件、交通事故は、昨年1月18日、市が貸与している除雪車両が、
輪厚工業団地内において、路面整正作業中にごみ収集車両に追突し、相手車両の運転手が負傷したものであります。 これまで示談に向け交渉を行ってまいりましたが、昨年12月21日に相手方との示談協議が整いました。 しかしながら、議会を招集する時間的余裕がないことから、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、12月21日付で和解及び損害賠償の額を決定する専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。 なお、損害賠償の額は、136万3,248円であり、市が加入しております一般財団法人全国自治協会の自動車保険により全額が補てんされております。 今後、除雪作業における安全管理の指導を徹底し、このような事故が起きることがないよう万全を期してまいりたいと考えております。 続きまして、議案第2号、専決処分の承認を求めることにつきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの専決処分は、平成29年度北広島市一般会計補正予算(第8号)についてであります。 議案第1号の交通事故に伴う和解が成立したことにより、損害賠償を行う必要が生じました。 しかしながら、議会を招集する時間的余裕がないことから、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、12月21日付で補正予算に係る専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。 補正予算の総額は、136万4,000円の増額で、これを既決予算に加え、予算総額を257億8,087万1,000円としたものであります。 補正の概要につきましては、歳出の土木費において、損害賠償に要する経費を増額し、歳入の諸収入136万4,000円により収支の均衡を図ったものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご承認のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) お諮りいたします。議案第1号及び議案第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) ご異議なしと認めます。議案第1号及び議案第2号は、委員会の付託を省略することに決しました。 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。討論及び採決を行います。 初めに、議案第1号の討論を行います。 (「討論なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 討論なしと認めます。議案第1号、専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。
○議長(佐藤敏男) お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) ご異議なしと認めます。議案第1号は、原案承認と決しました。 次に、議案第2号の討論を行います。 (「討論なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 討論なしと認めます。議案第2号、専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。
○議長(佐藤敏男) お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) ご異議なしと認めます。議案第2号は、原案承認と決しました。────────────────────────────────────────────────────
△日程第5 議案第3号 北広島市指定居宅介護支援等の事業に関する基準を定める条例の制定について
○議長(佐藤敏男) 日程第5、議案第3号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第3号、北広島市指定居宅介護支援等の事業に関する基準を定める条例の制定につきまして、提案理由を申し上げます。 この条例は、介護保険法の一部改正により、本年4月から居宅介護支援事業者の指定権限が、都道府県から市町村に移譲されることに伴い、人員や運営に関する基準など、必要な事項を新たに定めるものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第3号、北広島市指定居宅介護支援等の事業に関する基準を定める条例の制定については、会議規則第37条第1項の規定により、民生常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第6 議案第4号 北広島市事務分掌条例等の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第6、議案第4号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第4号、北広島市事務分掌条例等の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、
市民サービスの向上や重点施策の推進を図るため、
子育て支援部及び市民参加・住宅政策室を新たに設置することなどに伴い、関係条例の改正を行うものであります。 改正内容につきましては、新設する
子育て支援部などの事務分掌を整備するとともに、北広島市職員定数条例及び北広島市福祉に関する事務所設置条例について、所要の改正を行うものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第4号、北広島市事務分掌条例等の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により、
総務常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第7 議案第5号 北広島市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第7、議案第5号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第5号、北広島市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、本年4月から
国民健康保険の都道府県単位化に伴い、
国民健康保険税の基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額、介護納付金課税額をそれぞれ変更するほか、所要の改正を行うものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第5号、北広島市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により、民生常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第8 議案第6号 北広島市
国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第8、議案第6号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第6号、北広島市
国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、本年4月からの
国民健康保険の都道府県単位化に伴い、年度当初の安定的なキャッシュフローを確保するため、基金を活用するものとされたことから、所要の改正を行うものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第6号、北広島市
国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により民生常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第9 議案第7号 北広島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第9、議案第7号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第7号、北広島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、住所地特例の適用を受けている
国民健康保険の被保険者が75歳に達した場合は、後期高齢者医療においても住所地特例が適用されることとなることから、所要の改正を行うものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第7号、北広島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により民生常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第10 議案第8号 北広島市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第10、議案第8号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第8号、北広島市
国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、本年4月からの
国民健康保険の都道府県単位化に伴い、北海道においては、葬祭費の支給額を3万円に統一することとされたため、所要の改正を行うものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第8号、北広島市
国民健康保険条例の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により民生常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第11 議案第9号 北広島市介護保険条例の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第11、議案第9号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第9号、北広島市介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、平成30年度から平成32年度までの第7期
介護保険事業計画の策定等に伴い、所要の改正を行うものであります。 改正内容といたしましては、第1号被保険者の介護保険料段階の判定基準となる合計所得金額について、長期譲渡所得等に係る特別控除額を控除した額を用いることとするものであります。 また、被保険者等に関する調査において、命令に応じない場合における過料の対象者を拡大するものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第9号、北広島市介護保険条例の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により民生常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第12 議案第10号 北広島市指定地域密着型サービスの事業に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第12、議案第10号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第10号、北広島市指定地域密着型サービスの事業に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部改正に伴い、地域密着型通所介護事業所等における障害福祉サービス等を提供する共生型地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定めるなど、所要の改正を行うものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第10号、北広島市指定地域密着型サービスの事業に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により民生常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第13 議案第11号 北広島市住宅リフォーム助成に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第13、議案第11号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第11号、北広島市住宅リフォーム助成に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、快適な住環境の整備並びに市内の建築産業の振興及び雇用の安定を図るため、住宅リフォームに係る助成期間を3年間延長し、その期限を平成33年3月31日までとするものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第11号、北広島市住宅リフォーム助成に関する条例の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により建設文教常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第14 議案第12号 北広島市都市公園条例の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第14、議案第12号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第12号、北広島市都市公園条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、都市公園法施行令の一部改正に伴い、都市公園の敷地面積のうち、運動施設に係る敷地面積の占める割合の上限を100分の50と定めるため、所要の改正を行うものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第12号、北広島市都市公園条例の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により建設文教常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第15 議案第13号 北広島市水道事業の剰余金の処分等に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第15、議案第13号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第13号、北広島市水道事業の剰余金の処分等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、水道事業で生じた利益について、経営状況に応じた処分を行うことができるようにするため、減債積立金及び建設改良積立金への積立義務を廃止するなど、所要の改正を行うものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第13号、北広島市水道事業の剰余金の処分等に関する条例の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により建設文教常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第16 議案第14号 北広島市消防手数料徴収条例の一部を改正する条例について
○議長(佐藤敏男) 日程第16、議案第14号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第14号、北広島市消防手数料徴収条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、特定及び準特定屋外タンク貯蔵所の設置許可等に係る手数料の額が変更されたことから、所要の改正を行うものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第14号、北広島市消防手数料徴収条例の一部を改正する条例については、会議規則第37条第1項の規定により
総務常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第17 議案第15号 新庁舎外構・市道改良工事の請負契約について
○議長(佐藤敏男) 日程第17、議案第15号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第15号、新庁舎外構・市道改良工事の請負契約につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの工事は、新庁舎に係る外構工事を実施するとともに、庁舎駐車場出入口の交差点をより安全な構造とするため、市道あゆみ通線の道路改良工事を実施するものであります。 2月7日に条件付一般競争入札を執行し、2億6,514万円で、佐々木・広谷建設株式会社が落札いたしました。 なお、入札の状況及び工事概要につきましては、参考資料をご覧いただき、説明を省略させていただきます。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第15号、新庁舎外構・市道改良工事の請負契約については、会議規則第37条第1項の規定により建設文教常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第18 議案第16号 市道路線の変更について
○議長(佐藤敏男) 日程第18、議案第16号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第16号、市道路線の変更につきまして、提案理由を申し上げます。 このたびの市道路線の変更は、新庁舎外構・市道改良工事に伴い、市道あゆみ通線を新庁舎正面玄関まで延伸するため、終点の変更を行うものであります。 この市道路線の変更にあたりまして、道路法第10条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。議案第16号、市道路線の変更については、会議規則第37条第1項の規定により建設文教常任委員会に付託いたします。────────────────────────────────────────────────────
△日程第19 議案第17号 平成29年度北広島市一般会計補正予算(第9号)
○議長(佐藤敏男) 日程第19、議案第17号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第17号、平成29年度北広島市一般会計補正予算(第9号)につきまして、提案理由を申し上げます。 このたび提案いたします補正予算の総額は、5,708万1,000円の増額で、これを既決予算に加えますと、予算総額は、258億3,795万2,000円となるものであります。 補正の概要につきましては、 歳出の民生費において、国家公務員の給与改定に準じた公定価格の改定等に伴い、教育・保育施設給付費及び広域入所児童委託に係る経費を増額するとともに、教育費において幼稚園就園奨励費事業補助金を増額するものであります。 次に、歳入についてでありますが、 国庫支出金では、施設型給付費等負担金により、2,360万9,000円の増額であります。 道支出金では、施設型給付費等負担金により、1,430万6,000円の増額であります。 その他、分担金及び負担金80万3,000円を増額し、繰越金1,836万3,000円により収支の均衡を図ったものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) お諮りいたします。議案第17号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) ご異議なしと認めます。議案第17号は、委員会の付託を省略することに決しました。 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。討論を行います。 (「討論なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 討論なしと認めます。議案第17号、平成29年度北広島市一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。
○議長(佐藤敏男) お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) ご異議なしと認めます。本案は原案可決と決しました。────────────────────────────────────────────────────
△日程第20 議案第18号 平成29年度北広島市一般会計補正予算(第10号) 議案第19号 平成29年度北広島市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
○議長(佐藤敏男) 日程第20、議案第18号及び議案第19号を一括して議題といたします。提案理由の説明を求めます。 道塚副市長。
◎副市長(道塚美彦) 議案第18号、平成29年度北広島市一般会計補正予算(第10号)につきまして、提案理由を申し上げます。 このたび提案いたします補正予算の総額は、3,153万4,000円の増額で、これを既決予算に加えますと、予算総額は258億6,948万6,000円となるものであります。 それでは、概要につきましてご説明申し上げます。 まず、歳出についてでありますが、 総務費では、寄附金を地域振興基金及び市役所庁舎建設基金に、減額補正などにより生じた一般財源を財政調整基金及び減債基金に積み立てるものであります。 民生費では、寄附金を地域福祉基金に積み立てるものであります。 衛生費では、し尿処理受託事業の精算に伴う長沼町、由仁町及び南幌町への返還金の増額であります。 農林水産業費では、寄附金を農業後継者等育成基金に積み立てるものであります。 商工労働費では、融資件数の増加に伴う中小企業者等融資事業の増額や、空き店舗に対する補助対象件数の増加に伴う創業支援促進事業の増額であります。 土木費では、寄附金を緑の
まちづくり基金に積み立てるものであります。 教育費では、燃料費の高騰による小・中学校管理経費の増額や、国の補正予算による東部中学校校舎大規模改造事業費の増額のほか、寄附金を活用し、学校図書館活用事業における図書購入経費の増額や奨学基金等への積み立てを行うものであります。 このほか、事業費の確定などにより、各費目において、それぞれ減額を行ったものであります。 次に、歳入についてでありますが、 国庫支出金では、中学校費補助金を増額する一方、事業費の確定により道路橋梁費補助金などを減額し、合計で1億1,234万3,000円を減額するものであります。 道支出金では、乳幼児等医療費補助金などにより、合計で948万1,000円を減額するものであります。 市債では、東部中学校校舎大規模改造事業に伴う増額のほか、事業費の確定などによる変更により、合計で1億1,170万円を増額するものであります。 その他、地方譲与税や交付金を2,300万円、寄附金を1,458万8,000円、繰入金を2万円増額するとともに、諸収入の雑入を187万4,000円減額し、繰越金592万4,000円により、収支の均衡を図ったものであります。 次に、継続費補正につきましては、東部中学校校舎大規模改造事業について、年割額を変更するものであります。 次に、地方債補正につきましては、市道整備事業ほか3事業に係る市債の限度額を変更するものであります。 続きまして、議案第19号、平成29年度北広島市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を申し上げます。 このたび提案いたします補正予算の総額は、4,232万8,000円の増額で、これを既決予算に加えますと、予算総額は77億4,162万8,000円となるものであります。 それでは、概要につきましてご説明申し上げます。 まず、歳出についてでありますが、 諸支出金においては、平成28年度決算に伴う、国庫負担金、退職者医療療養給付費等交付金の返還金を増額するものであります。 次に、歳入についてでありますが、 被保険者数の減少などにより、
国民健康保険税を4,211万7,000円減額し、繰越金8,444万5,000円により収支の均衡を図ったものであります。 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(佐藤敏男) 質疑を行います。 (「質疑なし」と呼ぶものあり)
○議長(佐藤敏男) 質疑なしと認めます。 議案第18号 平成29年度北広島市一般会計補正予算(第10号)の 歳出の施設管理費のうち新庁舎建設事業及びコミュニティ施設管理費を除く総務費、公債費、職員費及びそれらに係る歳入については、
総務常任委員会に、 歳出の総務費のうちコミュニティ施設管理費、民生費、衛生費及びそれらに係る歳入については、民生常任委員会に、 歳出の総務費の施設管理費のうち新庁舎建設事業、農林水産業費、商工労働費、土木費、教育費及びそれらに係る歳入、継続費、地方債の変更については、建設文教常任委員会に、 議案第19号 平成29年度北広島市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、民生常任委員会に それぞれ、会議規則第37条第1項の規定により付託いたします。────────────────────────────────────────────────────